特定の薬が原因によるEDも考えられる?

満足な性交渉を行うのが難しい程度の、勃起に対する支障と理解されているのがEDです。
勃起が実現されるためには、性的刺激を受け取ること、それが脳からの信号となって神経系統を介して陰茎海綿体に伝わることが必要です。
更に陰茎海綿体の動脈に血液が十分な量、流れ込んではじめて勃起は実現されます。
この内のどこかひとつにでも支障が発生すると、EDが出てくる可能性は高くなります。そしてその支障を発生させる原因はいくつかあり、大まかには心因性と器質性に分類することができます。
性的事柄に対する嫌悪感やトラウマ、また日常の悩み事やストレス、更にはパートナーに対する思いが、性的刺激を受け取ることへの支障になっているのが心因性です。
対して器質性は、病気やケガ、またその人の健康状態などが、神経系統や血管、血流、男性機能への支障になっているものです。
糖尿病になれば神経系の機能は低下しますから、脳からの信号が陰茎海綿体に伝わりにくくなり、それによってEDが出てくると言うのが例としては挙げられます。
そして勃起に必要な体の機能が低下すると言うのは、薬剤によってそれが引き起こされることも考えられます。
全ての薬がそれを引き起こすと言うわけではなく、特定の薬に関してその可能性が高くあるとされています。どういった薬剤がこれに該当するかと言うと、作用としては中枢神経、末梢神経、循環器系、消化管に働きかけるものが挙げられます。
循環器系は心臓、動脈などですから陰茎海綿体の動脈や血流にも何らかの作用が及ばされるかもしれないと言うわけです。
消化管は食道や胃、小腸、大腸などで、そこに作用が及ぶと栄養の消化、吸収にも影響が及ぶことが考えられるため、血流などに支障が出てくるかもしれないと言うわけです。
解熱剤や抗不安薬や抗うつ薬、睡眠薬が代表的な薬としては挙げられます。また降圧剤や利尿剤、血管拡張剤、消化性潰瘍治療薬などにも注意が必要です。